カンボジアの琥珀☆ベルノキの実

2016年3月29日 Demeter, ハーブティ 0 Comments

『カンボジアの琥珀』は、勝手に私が名づけました(笑)カンボジアの原石(Stones)のようなすてきなものたちを世界に向けて発信したいという想いで、Roselle Stones Khmer(ローゼル・ストーンズ・クメール)と社名を付けましたので、ついつい宝石に例えてしまいました!

ベルノキの実- カンボジア語では、プラエ・プナウと呼ばれます。学名Aegle Marmelos。Bael Fruit, Stone Appleなどなど、様々な名前があります。

Bael Fruits Fresh_s

ミカン科の果物ですが、生のときはほんのり皮から柑橘系の香りがしますが、乾燥させたドライハーブは、酸味が全くなく、ほのかにキャラメルのような甘い香りと味がする果物です。皮はとても硬くて、まさに石のよう。

完熟果実は、ねっとりとしたオレンジ色で、まさに『琥珀』のようです♪粘着質のため、乾燥までに8日から10日もかかる、とても手間のかかる果物なんですよ。

カンボジアでは、昔から薬草として使われてきたベルノキの実。消化を助け、肝機能を回復すると言われています。タイやインドなどでも昔から珍重されてきたようです。ヒンズー教では、聖なる木と言われているとか。

ベルノキは、その樹木が程よい木陰を作ることから、カンボジアではかつて、街路樹としていたるところで植えられていました。しかし、開発が進み、道路拡張工事のなかで、どんどん切り倒され、今ではカンボジアの田舎でもなかなか見ることができなくなっています。

ローゼル・ストーンズ・クメール社のベルノキの実は、バッタンバンやプレアビヒアに自生している木から収穫されています。

粘着質の果実は、埃や虫が付きやすく、乾燥に長い時間がかかることから、天日干し作業も大変気を使います。ひとつずつ、乾燥室の中で毎日手作業で裏返され、丁寧にていねいに、作られています。

 

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そんなベルノキの実は、現在ムーンリズムティーの十六夜と宵月にブレンドされています。

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カンボジアの農家さんたちが、慎重に作ったハーブの味を、ぜひお試しください♪

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