2020年のネイさんファーム🌿ハーブ生産まとめ


プノンペンから車で約5時間のクラティエ州でオーガニック農業を営むネイさん夫妻。

彼らとデメテルハーブティーの2020年の乾燥ハーブ取り引き記録です。

  • 青マンゴー:18.5キロ
  • パッションフラワー:8.2キロ
  • ローゼルハイビスカス:55キロ
  • 千日紅:3キロ
  • ターメリック:2キロ
  • 生姜:4キロ
  • バタフライピー:6キロ

2020年前半は、ネイさんファームにとってとても厳しい状況だったと思います。

2019年に発売開始し、コロナ前まで人気製品だった、バタフライピーを使ったギフトセットのために、ネイさんファームではバタフライピーをメインに栽培してもらっていました。コロナの影響でカンボジアに来る観光客が激減し、バタフライピーメインの畑地を他種のハーブに変更してもらいました。

そうは言っても、今日植えて明日収穫できるわけではないので、去年の中旬から後半にかけては、ほぼ栽培のみに集中せざるを得ない期間となりました。

それでもいつ連絡しても、笑いを交えて答えてくれるネイさんの明るさに、私たちも勇気をもらいましたが、予定したとおりに取り引きをできない事に、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

11月に入ると、前年から作付けしていたローゼルハイビスカスが収穫期を迎え、一気に乾燥ハーブの生産が加速しました。

そして最終的に、12月を終えた時点で、ネイさんファームからのハーブ買い取り額は、前年を上回ることができました!(前年2019年は、ローゼルハイビスカスが予定よりうまく育たず、収量が少なかったんです)

2021年の栽培計画も、ネイさんファームとデメテルハーブティーで作っています。今年は生姜やターメリックを通年通して収穫できるようにしようという計画です。

ネイさんファームのような農家さんが乾燥ハーブの生産に参画してくれているおかげで、学校ハーブ園プログラムの活動が安定的に行なえ、かつ活動学校を増やすことができています。コロナで学校閉鎖が続いた2020年は、学校ハーブ園プログラム参加校でのハーブ生産は数少なかったですし、ワークショップは全くできませんでいた。

今は学校ハーブ園プログラムに関しては状況を見て、時期が来たらスムーズに再開できるようにと思っています。ネイさんファームで栽培したハーブは、現在日本で販売している7種類のブレンドハーブティーの全てに含まれています

デメテルハーブティーの学校ハーブ園プログラムとは1. 環境教育(学校の美化緑化)2. 伝統文化の継承(カンボジア伝統医療)3. 学校運営費の支援(育てたハーブからの収益)の3つのアプローチで、カンボジアの学校教育環境を向上するために行う社会貢献活動です。

【デメテルハーブティーは、日本で1袋からお買い求め頂けます。】 デメテルカンボジアハーブストアをご確認ください。